ブログ記事のネタがないなー。
新しい事をリサーチしても、結局既存の記事に勝てないし。
どうやって、記事ネタを探せば良いんだろう。
今回は、そんな人向けの記事です。
なお、過去に『ブログ記事思いつかない問題』について書いた事があり、その時の記事が以下になります。
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Contents
ブログ記事が思いつかないのは『対話』になっていないからです
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上記の内容を実践する事によって、『記事が思いつかない』という状態は回避することができます。
今回は、その上でなお発生する問題についてですね。つまり、『記事は思いつくんだけど、結局自分が書いても内容が濃くならないから書くネタにならない』という状態に陥ってしまった時の対策を書いていきます。
ということで、この記事では以下の内容を解決していきます。
- ブログに書けるネタがない時の対処法
- 具体的にどうやってブログネタを作り出して記事にするか
- 注意するポイント
それでは、本編に進みます。
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ブログ記事のネタを継続的に作り出す方法
私も過去にアホほど内容の薄い記事を量産してしまった苦い経験がありますが、結局そういった『ネタのない』記事を書いても、誰からも認められないですし、誰の役にも立てないです。
そこで、結論から先に言うと以下の要素が必要です。
『ブログ記事のネタを作り出す要素』
- 自分の知識をネタにする
- 自分の経験をネタにする
- 誰もやりたがらない事・やれない事をやることでネタにする
それでは見ていきましょう。
ブログ記事のネタ要素①:自分の知識
ここが一番書きやすいのですが、実際書いてみると内容が薄い事に愕然とする分野でもありますね。
でも、悲観しないで欲しいのです。
自分の知識がブログ記事として起こせないのは、あなたに知識が無いからではありません。
というのは、自分の知識というのは基本的に『自分にとって必要な知識』なので、『他者の誰から見ても有用な知識』にはなっていないよ、という所なんですよね。
だから、自分中心の視点で見てしまうと失敗します。
自分にとっては有用な記事だなと思っても、周囲から見ると『何を言っているのか分からない』『知識が少ないように見えてしまう』といった形で現れて来る事がわりと頻繁にあるからです。
なぜなら、他者にとっては情報が足りていないからです。
それが分かると、今度は『自分の知識内にあるネタのはずなのに書けない』という現象が起こるんですよ。
だから、『自分の知識』を利用してブログ記事のネタを作り出す場合、必要な事は『情報の補完』となります。
- 自分よりも経験の浅い人に向けて、より初心者向けの情報を補完する
- 伝えたい知識の周辺情報を調べて補完する
こういったリサーチが事前にあると、記事の見え方が全然変わってきます。
実際私も、今となってはいかに自分がよく知っている知識であったとしても、それをGoogleで実際に検索して、「他の人はどんな事を考えて記事にしているかな?」といった事をリサーチしてから書くようにしています。
その上で、自分の知識をベースに記事を書いていくと、他の記事に負けないモノが出来上がります。
ブログ記事のネタ要素②:自分の経験
誰でも、生きていく道はひとつではないですから、他の人がやった事が無いような経験を必ずひとつは持っているものです。
たとえば極端な話、同じ日本人であったとしても、『北海道』と『沖縄』に住んでいる人では、生活環境もだいぶ変わってきますよね。
そういった、自分にとって特有の『経験』をベースに記事を書く、というのがブログにとって2つ目のネタになります。
基本的には、①と②でブログ記事の8割は埋まってしまいます。だから、この2つが最も重要であると私は考えています。
ここで重要なのは、自分の経験は『掛け算することで価値になる』ということです。
たとえば、『IT系の会社に勤めている』という人は山程居ます。この状態でブログを書いても、特に付加価値のある記事にはなりにくいです。
ところが、たとえば前述の要素を掛け合わせて『北海道でIT系の会社に勤めている』となれば、かなり数が絞られてきます。
これが、その人にとっての『付加価値』です。
IT系の仕事だけなら、読者ターゲットにできるのは『IT系の企業にこれから就職したいと思っている若者』になります。
ところが、『北海道でIT系の会社に勤めている』となればどうでしょう?
『これから北海道に移住して、仕事を探そうと思っている人』や、『関東圏でなくてもIT系の仕事に就けるのかと不安に感じている転職層』なんかも読者ターゲットにすることができます。
『自分の要素を掛け算する』ことで生まれるメリットがここにあります。
同時に、固有の情報を掛け算していくことで、『その人にしかない経験』を作り出せる可能性も高くなります。
まあ、『その人だけ』はさすがに無理だったとしても、『その経験をネタとしてブログに書いている人』ともなればそう多い訳ではありません。
経験をネタにするというのは、実は自分をどう表現していくか、という定義が一番大切です。
ブログ記事のネタ要素③:誰もやりたがらない事・やれない事
もう1つは、『誰もやりたがらない事を積極的にやると、それはネタになる』ということです。
ここが一番『本人の個性』に依存しないので、ハードルとしては低いです。ただ、一番大変なんですよね……。
内容としては、『まとめページ』や『比較ページ』などが代表的です。
ああいったページを作るのって、とにかく大変じゃないですか。自分が特に気に入っていないサービスであっても、見たこともなくても、それをGoogleや本で調べて情報を得て、比較できる要素を洗い出して、まとめる。
こういった事をコツコツやると、それはネタになります。また、誰もやりたがらないので競合もあまり居ないというのが魅力です。
『自分に依存しない事』でブログ記事のネタを探そうとすると、これはもう労力しかないんですよね。そうすることでようやく記事になるというか……それでも自分自身を完全に消す事は難しいんですけど。
たとえば、光回線ってあるじゃないですか。でもあれ、申込方法もよく知らない人多いし、会社によってどう違うのか分からない人って、今でも結構居ると思います。
そういった情報を積極的に調べて、こんなコンセプトで沢山の記事を生み出していくわけです。
- 申込方法
- 他社からの切替方法
- 会社ごとの比較
- 各社の詳細な商品ピックアップ
- 商品レビュー・コメントのまとめ
光回線は競合が強いので、まあこういった事を、様々なジャンルでやるというわけです。
どちらかと言えば、特化型のサイト・ブログに多いな、とは思います。
ああいったサイトって調査が中心で、個人の要素が絡む事ってあまりありませんからね。そういった意味では、自分を出さなくても情報を発信することができるので、気楽ではあります。
ただ、調査は本当に大変です。
おそらく誰もが上記3つのすべてを使って、ネタを作っていく事になると思います。
『自分の知識+自分の経験+自分の労力』というのは、おそらく最強の形です。
ブログ記事のネタを具体的に作る方法
ここでは、実際にブログ記事のネタを作る方法について見ていきます。
自分の知識を強化する
ここは個人に由来する所なので方法は人それぞれなのですが、結局の所、ブログ記事のネタを作り出す方法というのは以下くらいのものです。
- 本を読んで参考になった情報を記事のネタにする
- 自分の経験から分かっている情報を記事のネタにする
- 必死でググる
上記の『ブログ記事のネタを作り出す要素』とイコールなのですが、少し具体的に言い換えました。
あえて、ここでは『本を読む』と『ググる』を分けています。それはなぜか?
ブログに詳しくなっていくほど分かるのですが、ググって得られる情報というのは、基本的に『一問一答型』なんです。これが、インターネット検索時代になった今でも本が情報媒体として有効活用される理由です。
ここで言う、『ググって得られる情報』というのはまさにこの記事のように、ブログに書かれている情報ですよね。
これは『読者の悩みを解決するために最適化されたもの』なので、基本、『読者は悩みを持っている』という前提で書かれています。
悩み以外の部分については回答していませんし、することができません。何故なら、余計な情報を入れると読者はすぐに帰ってしまうからです。
対して、本を読む事で得られる知識というのは体系的な知識です。知りたい情報を導入から結末まで、まとまったハウツーとして仕入れる事ができます。
ここが『個人の知識』という観点で見ると、大きく変わる部分なんです。ググって得た知識というのは即効性がありますが、個人のスキルとしては極めて定着しにくい。
だから、ググって頑張って調べても、中々内容のある記事になりにくいんです。
調べた記事の間に、関連性がないからです。
ここ、ほんと大事なのでもう一度書きます。
ググって調べた情報には『関連性』がなく、『真偽』もわかりません。だからブログ記事のネタになりにくいんです。
自分の知識・経験を強化するために、日頃から本を読む習慣をつけておくと、ブログ記事のネタで困る事というのは非常に少なくなります。
何故なら、ブログ記事というのは逆に『一問一答型』なので、『体系的な情報さえ揃っていれば、様々な問題に回答することができるから』です。
一冊に対するアドバンテージがとても大きいんですよね。
自分が始めようと思っているブログのジャンルで記事のネタが出ないなら、とりあえず該当するジャンルの本を読み漁ってみるというのは、とても有効に働きます。
自身の経験を強化する
これは『飛び込んで行動しよう』と言ってしまえばそれまでなのですが、少しだけ補足します。
ただ闇雲に何でもやってみようよ! と取り組んでみても、自身の経験として発信できるほどの情報にはなりにくいです。もちろん、イベント企画的な内容であればまとまった発信のための情報を得ることはできますが、いかんせん単発で終わってしまいがちです。
そこで、『長く続けられる趣味』というのをブログ記事ネタの根幹に持っておくと、ブログというのはとっても長続きします。
具体的には、5年以上長続きしているものを選ぶべきです。
よく『3年で芽が出なければ引退する』といったような覚悟で物事に挑戦する方がいらっしゃいます。
確かに、中・高校生は3年で卒業しますし、なんとなく3年というのが区切りが良いのも分かります。
ただ、これは経験則で申し訳ないのですが、ずぶの素人から始めて3年で何かの結果を出すというのは、とっても難しいです。
たとえば、『1万時間の法則』というものがあります。マルコム・グラッドウェル氏が『天才! 成功する人々の法則』という本で主張しているもので、偉大な功績を成し遂げるためには、1万時間の練習が必要だと言うものです。
仮にこれを熟練者の目安として掲げたとしても、1日8時間、毎日平日に取り組むとして、大体1ヶ月の取り組み日数が20日だったとします。これで160時間です。1年だと12ヶ月なので、1,920時間になります。
1ヶ月に25日取り組んだとしても、2,400時間です。
1日8時間取り組むというのは、実際結構すごいことです。学生の場合は学校がありますし、社会人であれば仕事をしていますよね。
まあ1万時間に固執する訳ではないんですが、『超頑張ってます。毎日8時間、365日続けてます。3年目です』といったケースでもなければ、3年で結果を出すのって難しいな、と体感的にも思うんです。
だから、自分が長く続けられる事の中で、5年続けているものをターゲットにする。これが良いんじゃないかなと。
実際、私の場合は5年以上取り組んでいる事は、全て何かしらの成果が出ています。
自分が今までやってきた事の中で、5年をこえているものをブログのジャンルに選びましょう。兎にも角にも、話はそこからです。
ブログ記事のネタは、『自分』にかかっています
結局、我々個人がメディアを抱えて情報を発信していこう! と思ったら、どうしても自分の中からネタを出さなければ始まりません。
個人的には、ブログというのは『人生の記録』として使って、自分が本気で取り組むものはメインで別に用意しておくと、逆にブログというのは充実しやすくなると考えています。
情報を発信する元ネタは、たった2つです。『知識』と『経験』です。
ここの強化なくして、ブログが充実することはないと言って良いと思います。
- 情報のインプットにはインターネットではなく本を活用する
- 5年以上継続して取り組んでいるものを発信のターゲットにする
ここを意識するだけで、ブログ記事のネタというのはほぼ無制限に出てくるようになると思います。
もし5年以上取り組んでいるものが無いのだとすれば、ぜひ何かにチャレンジしてみてください。
この記事が皆様の役に立つことを願っています。