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ブログが炎上した時は、こんな所に気をつけよう【予防から対処まで】

ジェニファー

うげっ……何の気無しに書いた記事が燃えてる……。
困ったなあ。こういうのって謝った方が良いんだろうか。
対処法を教えてほしい!



そんな悩みに答えます。


『一生懸命自分が書いた文章や作品が燃える』というのは冗談抜きで恐ろしいことで、一気に注目を浴び、様々な人から非難・批判が寄せられます。

初めて経験する時はパニックになってしまいますし、一体どうやってこの騒ぎを沈めたら良いのかと焦ってしまいますよね。

私も何度か意図せずにブログや作品を燃やしてしまった事があるのですが、そんな時はこうやって対処したら良いという事がある程度分かってきましたので、それを共有します。

ポイント

『炎上とは?』
ブログやSNSなどで、読者からの反感を買ったがために非難・批判が殺到し、収拾が付かなくなっている状態のこと。
嵐のようにコメントが集結する事から、家が燃えているようなイメージを持たれ、炎上と呼ばれるようになった。


なお、個人の場合しか経験していませんので、個人の炎上案件について書きます。

企業の場合はまた変わってくるかもしれませんので、始めにお話しておきます。


Contents



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ブログが炎上した時は、こんな所に気をつけよう

炎上した時、やるべきことは以下の3つです。

  • まず落ち着いて様子を見る
  • 謝罪すべき時は謝罪する
  • 情報の削除にリスクが無ければ(後日)削除する


まあ誠実に対応するしかないという事なんですが、順番に見ていきましょう。


まず落ち着いて様子を見る

なんで今まさにブログが注目を浴びているのに様子を見なければいけないのかと言えば、『下手に動くと燃え広がるから』です。

それがボヤであれ大炎上であれ、ブログを書いている側は炎上させたいと思って炎上している訳ではないので、燃えてしまった時はどうしても焦りが出てしまいます。


炎上してしまった時は感情的な行動は取らないべきです。何故なら、燃え始めた最初のうちは、何をしても燃え広がるだけだからです。


実際、炎上騒ぎを積極的に進める人というのは、反応している全体のうち、ほんの数%だと言われています。

そのほんの僅かな『積極的に炎上を広げようとする人達』は、常にあなたの動向を監視しています。次の行動が謝罪であれ、反論であれ何であれ、とにかく敵視しているので(もしくは面白がっているので)、どうにか燃え広がるように行動を取ってきます。


まず、この興味の対象から外れてもらわない事には、炎上は治まらないということです。


なお、『謝罪すべきだ』と思って先に謝罪しても、謝罪に対して後ろから石を投げられるので、そこは覚悟しておくべきです。

重要なのは、もし実際に不利益を与えている訳ではないけれども炎上している場合、言っている側は何のリスクもないので、興味を失えばそもそも関わってくる事がないということです。これは覚えておきましょう。

焦ってアカウント削除などすると、燃やしている人の興味の対象にあるうちは追跡される可能性が余計に高くなります。ハンターは、逃げられたと感じた時は追いたくなるものです。

胸が痛いですが、ひとまず落ち着きましょう。


謝罪すべき時は謝罪する

もしはっきりと自分に非があることが分かっている場合は、先に謝罪してから様子を見る事も大事です。

これは、公衆道徳に反していた場合は勿論ですが、『誤解を招くような文章を書いてしまった』『期待を裏切るような文章を書いてしまった』場合も、相手の目線に立って謝罪できると良いでしょう。


ただ前述しましたが、謝罪してもその数%の人達が必ず謝罪に対して心無い言葉をぶつけてくるので、それは前もって意識しておきましょう。


「誠実に謝罪したのにうるさい連中がいる」と反応してしまうと、またその反応が批判を呼ぶ結果になってしまいます。

このあたり、『個人でも企業のような、真摯な対応が求められる』という意味で、わりと難しい行動だな、と思います。

感情に支配されないよう、気を付けていきましょう。


情報の削除にリスクが無ければ、(後日)削除する

一定期間燃えて、静まった記事というのは、そのまま放置しておくとまた誰かの目に留まり、燃え始める可能性がなくもありません。

ということで、どうにかして対処をしなければならないのですが、対処法は2つあって

  • リライトする
  • 消してしまう


という方法があります。

個人的には、リライトよりも消してしまう方が良いと思っています。

意図せず燃えてしまった記事って、多くの場合コンセプトに少し問題があって、勘違いさせてしまいやすい文章構成であったり、燃えやすいテーマであったりといった『火種』を抱えている事が多いんですね。

なので、私の場合は綺麗さっぱり消してしまうようにしています。

文章を全て作り直すなら、もはやそれは別の記事ですし、燃えやすいテーマは扱わないに越したことはないので。


なぜ、ブログは炎上するのか

対処のお話をしたので、次は炎上予防についてお話してまいります。

結論、『燃える理由』はある程度、決まっています。

  • 読者が『自分にとって不利益だ』と感じた時
  • 読者が『自分が批判された』と感じた時
  • 社会的道徳に反していると判断された時


大事なのは、これって『相手が主体』ということです。

つまり、自分がどういう想いを持って役に立つコンテンツを作ろうが、読者にとって上記に当てはまっていると判断されれば、ブログは炎上します。


読者が『自分にとって不利益だ』と感じた時

その多くは、読者の期待を裏切ってしまったパターンです。興味のあるタイトルだと思って中身を読んだらあまり気持ちの良い内容ではなかったとか、そういうケースですね。

この問題の予防法は、『相手(読者)の視点に立って記事を作り続ける』という所です。

特に、『自分にとって利益がありそう』からの反転は読者のがっかり度が高く、批判に繋がってしまう事があります。


問題点が解決する理由・根拠がきちんと揃っていれば、無駄に相手の感情を揺さぶる事がなくなるので、論理的解決を目指した記事を書くようにしましょう。


私の場合はブログではなく、自分の作品でこれを起こしてしまったのですが、その場合は潔く内容をリライトして、求められている内容に近いものへと修正して再アップする事で対応しました。

こちらは役に立つ内容をと思って記事を書いているものですから、読者がそう思ったということは、何かしら情報が不足していたり、根性論になってしまっている事が多くあります。

『寝坊は良くないので、早起きするようにしましょう』といったような、中身のない文章になっていないか、注意が必要です。

これは昔、とある有名なキュレーションサイトで類似する話があったのですが、『死にたいと思っているのなら、こういったサプリが有効です』みたいな記事もご法度です。

程度はあれど、これはアフィリエイトに注力している時ほどやってしまいがちな事です。


『読者のために』とフォーカスしていけば、そういった事は減らせます。自分ではなく、相手の視点で物事を考えましょう。


読者が『自分が批判された』と感じた時

これは最も個人ブログでありがちな炎上ですが、『賛否両論分かれそうな話題』『自分が怒りを感じている事を強調した話題』は避けるべきです。

前者の例は、『政治の話題』『男女どちらかの視点に偏った話題・考え』なんかがそうですね。

後者の例は、『こんな出来事があって怒っています』という記事を書いて、共感を呼ぼうとした場合が該当します。


こういった記事の何が良くないかというと、『答えがない問題に対して片側に寄る』発言だと『みなされる』ということです。たとえ自分がそう思っていなかったとしても、です。


ブログの記事って、全部を読んでくれる読者はすごく少ないんです。それは意外と怖いことで、『中途半端に読んだ状態で、勝手に記事の内容を結論付けられる』という事でもあります。

ひどい時は、タイトルしか読んでいないのに勝手に『こいつは敵だ!』とみなされて攻撃される事もしばしばです。

『怒りを感じている』と表現する事もそうで、共感してくれる人が一定数居る反面、「こいつは一体何を怒っているんだ」と怒りに怒りで返してくる人がいます。

これらの予防ポイントは2つあって、こういった話題を書きたい時は、以下に気を付けると炎上を避けやすくなります。

  • 賛否ある意見の両方を記事に取り入れる
  • 感情的にならず、公平な立場として考え、記事を書く

どちらも超重要なスキルですが、私はこれに加えて『そもそも賛否両論分かれそうなテーマをできるだけ取り扱わない』という事も意識しています。

社会的道徳に反していると判断された時

一番厳しいケースですが、『社会的道徳に反している時』または『そう判断された時』です。これは明らかに投稿者側が悪いだけに、最も大きく炎上する可能性があります。

直近で覚えているものだと、『コンビニのアイスケースの中に入ってみた』とかですね。

残念ながら、こういった内容で炎上してしまった時は、『自分が社会的道徳に反していた』と素直に認めるしかありません。速やかに誠心誠意謝罪をして、二度としないように徹底しましょう。

この場合も、投稿者側は『面白いと思って』ネタとしてやっており、笑って欲しくて投稿するケースが多いです。身内の間では盛り上がった、などですね。


しかしインターネットを使っている人間は、老若男女様々です。同世代の間では笑って貰えたとしても、10年先、20年先の人から見たらそうではない場合、よくありますよね。


何をしても自由です。ただし、それは人に迷惑をかけない範囲での話です。誰かが迷惑を被ったり、不快に思う可能性があることは極力やめましょう。

ブログの炎上にはまず心を落ち着けるべき

人の役に立つようにとメッセージを届けるつもりで書いていても、時には強く批判されたり、非難されてしまうことがあります。

私自身、思っていた方向と違う意味で解釈されてしまい、それが批判を呼んでしまったケースを何度か経験しています。

そういった時は辛いですが、一旦落ち着くしかないんですよね。

ちゃんと誠実にブログ運営を続けていれば、大部分の人はちゃんと見てくれますので大丈夫です。やっぱり、積極的に燃え広がるよう発信をする人というのは全体から見ると少数なので。

人の役に立つ情報発信を意識して、継続していきましょう。

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