ああ……ブログもう無理……。全然うまくいかない。
もはや全く書く気にもなれない。
もう挫折しようかな……
その悩みは普通だよって話をしたいと思います。
ブログ開始の1年間は、1日のPVが10前後でした。そこから平均5,000字程度を300記事ほど突っ込み、3年目に月1万PVを達成しました。
初めてのブログ収入は本格的に始めてから2年後です。
月間○百万PVとか、収益○万円とか、そういう話が多いので……このブログでは一般人の目線から、こんな悩みを解決します。
- もうブログ挫折してもいいですかね?
- ブログで挫折するのは恥ずかしいことですか?
- ブログを挫折しないためにはどうすればいいですか?
私は、Webマーケティングに精通している人物でもなければ、SEO対策の会社で働いていた経験もないです。
ということで、極めて一般の人達に近いお話ができると思いますので、よろしくお願いします。
Contents
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ブログは挫折と復活をループして強くなるベジータ思考で行くべき
結論、最もブログに重要なのは『ベジータ思考』です。
いや、ふざけているのではなく、わりと真面目にそう思っています。
ブロガーは挫折を経験して強くなる
ベジータを知らない人はあんまり居ないと思うんですが、一応説明すると、ドラゴンボールの悟空のライバルキャラで、プライドの高い『惑星ベジータ』の王子です。
戦いを半ば楽しんでいるタイプの悟空と違い、ベジータは悪役として登場する割にはえらくストイックなキャラクターで、自分よりも強い敵を前にすると恐れたり、従ったりします。
また、誰よりも『強くなること』に執着しているキャラクターでもあるので、強さのためにはクリリンに自分を半殺しにさせたりと、手段を選びません。
この、『ベジータ思考』がブログを続ける上で、避けては通れないと思っています。
ベジータってキャラクターは王子でプライドが高いわりに心が折れるのが早く、わりとすぐ未来を悟ります(フリーザ戦とか。今ならジャンプ+でちょっと読めます)
挫折して心が折れている中でも、「まだ、こうすれば……」「まだ、この手が残っている」としぶとく生き残り、今ある手札で勝つための手段を考え続けます。
これ、すごく大事です。
正直、『ブログでアクセスを得る』とか、『ブログで副収入を得る』というのは、もう一般人の我々にとって途方もなく高い壁です。
その道のプロがしのぎを削っている中に飛び込むというわけで、そう簡単に稼がせてもらえる訳はありません。まあこれについては『市場を選ぼうぜ』っていう別の側面はありますが、まあ端的に言うとそうなんです。
だから挫折するのは当たり前で、そのたびにブログが書けなくなってしまったり、先が見えなくなってしまったりというのは、ある意味当然の事だと思うんですよ。
だから、『大見得を切ってブログを始めたのに、なんの成果もなく辞めるなんて……』ともし思っている方がいたら、正直それは当たり前の出来事なので、そんなに恥ずかしがる事はないです。
それを小馬鹿にしてくる人というのは、『ブログを育てる』ということをやった経験がない人が大半です。
あがきまくると活路も見えてくる
ブログに限らず、ビジネスというのは基本、知らない者にとっては活路の全く見い出せないものです。
本に書かれていることや、偉人が言っていることをそのまま実践したところで、多くの人は何も達成することができません。
運よく達成できた人というのは、何か別のアドバンテージを持っている事がほとんどです。
つまり、『何もステータスのない、まだ何も本気で頑張ったことがない人』という人の立場で見てみると、その成功率は限りなく低いんです。
大げさに言うと、1%切るんじゃないかと思っています。個人的には。
どんなにビジネス書を読んでも。どれだけビジネス系YouTuberの動画を見ても、そう簡単には成功させてもらえないのがビジネスの世界です。
だから大切なことは、挫折してもあがき続ける根性です。
もう心が折れていても全然構わなくて、「こんなの、何しても無理だ」と思い、苦痛を感じながらも、それでも前に進んでみる。そうすると、ほんの少しずつでも活路というのは見えてきます。
ベジータは、これをやるんですよ。
たとえばなんて言いながらフリーザ戦の話ばっかりなんですけど、フリーザがもう明らかに勝てない相手だという事が分かって、最初は絶望を感じるんですね。
ドラゴンボールで不老不死になろうと思ったけど、それも無理だった。もう終わりだと。
でも、「もしかしたら、クリリンや悟飯と協力したら、勝てる可能性が少しはあるかもしれない」と思ってみたり、瀕死の状態からデンデが一瞬で復活させたのを見て、「あれさえあれば」と思い、クリリンに自分を攻撃させたりします。
すごくないですか。『生き延びるために自分を瀕死に追い込む』という決断。
結果として、ベジータはなんだかんだ先の先まで生き延びる訳なんですよ。
あがいていなかったら、すぐにやられていたでしょう。
『ブログ挫折』を乗り越えるために
さて、ブログというのは挫折するものだ、という話。
そして、ブログは挫折してもいいんだ、という話をしてきました。
実際、私も何度もブログでは挫折を経験して、一時期全く更新しなかった時もあります。
……だって、結果が出ないんですよ。Web小説を1本書けば数十~数百万のアクセスがあるのに、悲しいじゃないですか。
でも、再び復活して、挫折して復活して、これを繰り返したから、今このブログを書いています。だから、『ブログ挫折』を乗り越えるために、必要なことを書いていきます。
ブログ挫折の対処法①:時間と成果を一緒にしない
すごく大事なことなので、最初に書きました。
どんなに努力して、どれだけの時間をブログに注ぎ込んだとしても。あなたが成功する保障は、どこにもありません。
少し厳しいかもしれないんですが、本当のことです。
『結果がいつまで経っても出ないから』と思って挫折してしまう時、必ずどこかに『労働時間は結果に繋がる』という、漠然とした想いがあります。そうでなければ、他にやりたい事を見つけた時です。
他にやりたい事を見つけた時は良いんです。人生で重要な要素が入れ替わっただけですから。
でも、『時間をかけても結果が出ない』と思っている場合、他の何をやっても成功しない可能性があるので、こう書いておきたいと思います。
どうか、時間を成果を一緒にしないでください。
ビジネスの成果は、『オムライスの作り方』みたいに、材料と手順がある所からは生まれません。
なぜなら。既に手順化されている所には、『ビジネス』自体が存在しないからです。
もし誰でもできる事なら、そこに価値は発生しないからです。
ブログは、『今までに存在しない、世界一おいしい創作オムライスを作ろう』と言っているのと同様です。
もしも、そのジャッジが世界中の人々だったら。それが、『1年』やら『2年』では、到底達成できない事に気付くと思います。
ただし、本気で1年2年やれば、活路が見えてくるのもまた事実です。
ブログ挫折の対処法②:『やればできる』は存在しない
2つ目は、『やればできる』という言葉はこの世に存在しない、ということです。
ブログを毎日更新したかったけど、挫折した。もっとちゃんとやればできたはずなのに。
ブログは、『ちゃんと』毎日更新することはできません。
なんでそんな話をするか。それは、挫折せずに物事を改善したり、続けていくためには『仕組みが必要』だということを、意識して頂きたいからです。
ブログとなると私達はつい、『文章を書くだけなんだから、誰にでもできて当たり前だ』とか、『ただ記事を書き続ければいいだけだ』と思ってしまいます。
それはなかったとしても、『(なんか)頑張れば、副業で5万くらい稼げるかな?』『(なんか)毎日更新したら、アクセス伸びるんじゃないか?』というのは、わりと多くの人が思ってしまうんですよね。
これは、失敗するんですよ。
実はこれ、喫煙者の人が「べつにやめようと思えばいつでもやめられるんだけどね」って口にはするけど実際はやめられないという事と、本質的には一緒です。
ハードルが低そうなこと。意識すればできそうなこと。そういった類のことに対してはつい、自分への意識が甘くなってしまうんです。そして、計画も甘くなってしまう。
『やればできる』気がしてしまうのです。
ぜひ、私が挫折してそう決意したように、あなたにも意識して頂きたいのです。
まだやったことの無いことで、『やればできる』ことなど、この世に存在しません。
まずは全力で計画をつくって、それから続けましょう。
私はWeb小説を書いていました。年間100万文字以上書いてきました。少なくとも、50万字以上の長編を、間違いなく自分の求めたプロットどおりに書ききる事ができました。
だから「なんだ、5,000文字のコラムくらい目を瞑ってても書ける。書いてりゃアクセスも来るだろう」と、当時本気で考えていました。
ほんと申し訳ない!
ブログのコラムとWeb小説じゃ、書き方が全然違いました!
『朝早く起きるくらい、意識さえしていれば』と思っていませんか。
どんなに簡単なことでも、物事を達成するためには仕組みが必要です。
『なんかできそう』『やればできる』は存在しないということを、私はもっと多くの人に伝えたい。
そこが、ブログ挫折からの復活の、第一歩です。
ブログの挫折はするもの。ベジータでいこう!
『ブログでちょっと副業』なんて聞こえは良いですが、実際は難しいものです。
一時期、『ブログで簡単に月○万~』みたいなコピーが流行った事がありますが、現実はそう簡単にはいきません。
ブログって難しいです。
人の役に立つ情報を届けるのって、本当に難しいです。
だから、挫折をすることは決して恥ずかしい事ではありませんので。それよりも、心が折れてからどう復活するか。それを考えるようにしてみては、いかがでしょうか。
悟空にやられても、しぶとく生き残っているベジータのように。我々も、しぶとく戦っていきましょうよ。