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【初心者向け】個人ブログの始め方【心のハードルを下げよう】

レベッカ

個人でブログをやってみようかと思うのだけれど。
最近検索すると法人のブログばかりがヒットするから、今から個人でブログをやる意味はあるのかと思ってしまうのよね。

どうすれば、埋もれない個人ブログを作る事ができるのかしら。



そんな悩みを解決します。



個人でブログを始める時って、1人でやれる事を想像して、『今からでも大丈夫なのか』『誰にも見てもらえないんじゃないか』と不安になりますよね。

私もそうだったのですが、なんだかんだ6年くらいはブログを続けています。

Googleのアップデートで数年の努力が無駄になったり、自分の書いた記事が炎上したりと、色々な経験をしてきました。


そんな経験を生かして、『個人ブログの始め方』について、今回は書いていこうと思います。

物事を始める前はいつも心理的なハードルが邪魔をしてしまうので、今回はそれを取っ払えるような記事を目指していきます。

それでは、さっそく本編に進みましょう。

Contents



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【初心者向け】個人ブログの始め方

まず、個人でブログを始めるにあたり、最初に対策しておきたい事が3つあります。

  1. ブログを立ち上げるハードル
  2. 『副業』だと思ってブログを始めると失敗するハードル
  3. 書くことがない・ネタ切れのハードル


これらは何よりも『ブログを継続する楽しみ』を奪ってしまう要因になるので、始める前から意識しておきましょう。


『継続するから楽しいもの』というのがあります。


たとえば筋トレ。毎日やるのは効率が悪いなんて言いますが、毎日やるのが楽しみになっている方も多いでしょう。

たとえば読書。常に新たな知識を仕入れるのは、習慣になるから面白くなります。慣れないと、活字を読むのは疲れてしまうでしょう。


今回のケースで言うと、ブログは間違いなくこっち側です。継続する・できるから楽しいものです。

1.ブログを立ち上げるハードル

なんとなく、『ブログを始めるのはハードルが高いしな』って思っている方、多いんですよ。

なにしろ私自身が、「WordPressで作るブログはかっこいいけど、なんか面倒臭そうだなあ」と思って、ブログを始めてから何年も、WordPressを避けていたくらいです。


結論から言うと、実際やる作業ってほんと、大した事はないです。

もちろん、まったく何も情報がない状態で、「じゃあWordPress立ち上げて、ブログを書ける状態まで準備してよ」と言われたら無理なんですが。

最近はインターネットにたくさん情報が落ちていますので、調べるだけで簡単に到達できます。所要時間は2時間くらいです。

たった2時間の作業に引け目を感じて、何年もWordPressを立ち上げるのを渋っていた私には、本当に自分自身、後悔しかありません。

さっさとやっておけばよかった。


WordPressは月1,000円くらいで始められるんですが、ここについても「ブログで稼げるかどうか分からないのに、お金出すのイヤだな……」と思って、遠ざけていました。

でもこれについては、初期投資だと思った方が有利です。

WordPressでホームページを作り込めるようになるだけで、時々小さな会社や個人から、「ちょっとウチのホームページ作ってくれない?」と声がかかる時があります。

これだけで、年1万2千円というお金は簡単に回収できます。

まあそれはエンジニアとして活動していく上での人間関係なので、人によるとは思うのですが、つまりそれって『WordPressがスキルの1つとして追加される』ということだと思うんですよ。

無料ブログでは、こうはいきません。

つまり、たくさんの「ブログを立ち上げるのはハードルが高いな」と思っている人たちよりも、一歩先に行けるんですよね。


だから、基本的にはWordPressでブログを立ち上げた方が良いと、私は思います。

もし『調べるのも面倒だな』と感じるようであれば、このブログでも画像つきでWordPressの立ち上げ方について解説していますので、良ければ参考にしてみてください。

2.『副業』だと思ってブログを始めると失敗するハードル

また、「ブログで稼ぎたい」と思う方、とても多いと思います。

結論から言うと、最初から「ブログで稼ぎたい」と思って挑戦すると、確実に失敗します。


ネットで検索すると、「ブログで月○○○万円」なんて記事がわらわら出てきます。

それを見ると、「ああ、もしかしてブログって簡単に稼げるのかな」と思ってしまいがちですよね。

でも、そんなに簡単ではないんですよ。


よく考えてみて頂きたいんです。

ネットで検索して出てくる巨人たちは、『初めてのブログ』で成果を出している訳では無いかもしれません。

Web業界に居て、アドバンテージを持っている人かもしれません。

SNSでたくさんフォロワーがいて、すぐにアクセスが集まる人かもしれません。

仕事をしながら1日に4時間以上も作業に打ち込める、ヤバい根性の人かもしれません。


ブログというのは『副業』ではなく、『起業』だと思って始めた方が確実に続きます。

起業というのは、すぐにお金になる訳ではないし、黒字化までに長い時間がかかるものですよね。

ブログは経費がほとんどかからないので黒字化するのはたやすい事ですが、まともに稼げるようになるのはずっとずっと先の話です。

私はブログで年間8,000円を稼ぐのに2年以上かかりました。

月単位で見て、ある程度継続的な収入が入るようになった瞬間、Googleアップデートで叩かれてアクセスの8割以上が飛びました。


「○ヶ月で稼ぐ」なんて考えていると、こういう時に立ち直れません。

メイン事業にする所まで成長できたとしても、ブログだけで稼いでいけるのはずっとずっと先の話です。

3.書くことがない・ネタ切れのハードル

ブログは長く書いていく必要があるので、ネタ切れは必ず起こります。

もはや、これはそういうものだと考えて立ち向かった方が良いです。


よくある話で、ブログを書く前に「どんな内容について書こうか?」ということが固まっていないうちからブログを始めてしまうと、すぐに書けなくなってしまいます。

ネタ出しを仕組み化する必要があるんですよね。

それでもネタ切れを起こす時は起こすんですが、何も作戦が無い時よりはずっと少ない頻度に抑える事ができます。

これについては別の記事で言及しているので、もしよければそちらを確認して頂ければなと。


何にしても、『ある程度継続して自分が記事を書けるようにする方法』を編み出さないとしんどいです。

たとえばそれは、『自分が利用した商品のレビューを目的としたブログ』にするとか。

これは、自分が体験したものを元にしているので、体験を増やせば増やした分だけ記事にできますよね。

私の場合は、SEO対策を通じて『読者の悩みを探して答える』という事にフォーカスしているので、このブログでも一応、5ヶ月以上は毎日更新することができています。

こんな方法も作戦の1つかなと。

今から個人ブログを立ち上げても、法人に勝てないんじゃないか?

さて、『法人ブログへの対処法』についても触れていきます。

法人のブログについては、なんと言っても物量が違うので、サイトの規模では中々勝てるものではないです。

これはもう、同時期に始めたブログだと仮定すると、諦めた方が良いレベルです。

こっちが一日必死で頑張って、せいぜい2記事書けるかどうかだというのに、向こうは何食わぬ顔で5記事とか平気で更新しています。

戦車と水鉄砲です。


ただ、だからといって法人ブログに必ず勝てないかと言えば、そうでもないです。

戦略としては、こんな方法に寄ってみることです。

  • レビューや体験談に寄る
  • 市場価値の低い所に寄る
  • スキルの掛け合わせに寄る


それぞれ、説明していきます。

レビューや体験談に寄る

まず、法人がやるブログは特化ブログになる事が多く、専門的な知識を大量に詰め込んできます。

これでは、個人という立場で対抗するのは中々に難しいことです。

ただ、その一方で、『個人の目線が役割となるもの』は、法人のブログで入っていく事が難しいです。


具体的に言うと、それがレビューや体験談だったりするわけですね。


たとえばレビューは、個人の感想がメインになるものですが、個人が書くレビューが面白い・役に立つから需要が出るのであって、沢山の人を使ってレビューを書きまくると、品質に差が出てしまいます。

ニュースを取り扱うなどの一般的に書ける事であればまだ可能ですが、『メリットもデメリットもまとめて公開する』といったような立ち位置は中々取りにくいのが現状です。

また、立場が中立となる必要があるので、ランキングなども作りづらいです。

こうした、いわゆる『ぶっちゃけ話』に近いものは、中々個人でなければ難しいものがあります。


体験談も同様ですね。これは、直接個人の強みが表に出る形です。

市場価値の低い所に寄る

法人というのは個人でやるよりもビジネスの規模を大きくしなければいけないものです。

大きく稼がなければ、人件費を払う事ができなくなります。言わば個人よりも強い代わり、コストも高くかかるのです。


従って、あえて市場価値の低い所には行きづらいというポイントがあります。


そこで、個人の出番です。

たとえば、『転職』というキーワードでは法人に勝てなかったものが、『エンジニア 転職』とか、『PHPエンジニア 転職』まで来ると、戦いになったりする事があります。

まあ上記の例は転職市場が強いので難しいかもしれませんが、よりニッチな分野、市場規模の狭い分野には企業はどんどん入りづらくなっていくので、それを利用して『狭く尖った』分野を攻めるんです。

これは、ビジネスの世界ではかなりメジャーな戦法で、中小企業が大企業に勝つ方法として有名な手段です。

だから、個人でもそれを応用してやろう、というわけです。


もし仮に法人が参戦して来たとしても、市場規模がそんなに高くないので、結局そこまで本気では参入することができません。

労力をかけただけのリターンが無ければいけないんです。

だから、個人ブログで行きたいなら、なるべくニッチな分野に寄ることですね。

スキルの掛け合わせに寄る

最後は、『スキルの掛け合わせに寄る』ということです。

これもまた、ニッチ分野を攻める戦略と似通っています。

法人は、何か1つの分野に対しては強いですが、個人の強みである『複数の分野の掛け合わせで戦う』という事に関しては弱いです。

たとえば、雑記ブログの類は中々作ることができませんよね。


また、個人の名声を利用した戦略も基本的には取れないです。

複合した要素で市場価値を勝ち取るためには、その複合したジェネラリストを複数採用しなければならないからです。

これは、けっこう難しい事ですよね。

だから、たとえば『在宅×エンジニア×Web系』という要素でブログを作るなど、自分が得意な複数の要素をかけ合わせることで、法人と差別化することができます。


また、自分が得意な事をやることで、よい詳しい知識を読者に届ける事ができるようになります。

個人ブログをやるなら、個人を押し出したブログにするのが強いということですね。

今から個人ブログを始めても遅くないです

ということで、今回は『個人ブログの始め方』として、個人でブログを始める事にあたっての方法論について語りました。

『法人が強いから』という理由なら、個人ブログ、今ならまだ始めても遅くないと思います。


確かに、やたらと商品単価が高いような商品は企業の壁を超えられなくなっており、ブログを収益化しようと思っても、以前より稼ぎにくくなっているとは感じます。

Googleアップデートも向かい風になる事が多く、読んでもらえるブログにしようと思ったら、並大抵の努力ではないです。


ただ、市場が狭いなら狭いで、やりようはあるんですよね。だから、まだ諦めるのは早いかなと。


これからブログを始める上での参考になれば幸いです。

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