ブログをやろうかと思っているんだけど、
ブログとサイトの違いって、どういう所にあるの?
何か違いがあるの? どっちが良いの?
そんな人向け。
まだブログがメジャーではなかった大昔は、個人もホームページを作って公開していたものです。
実はブログって後から入ってきたものなんですが、初心者にとってはブログとサイトの違いって、いまいちはっきりしないですよね。
ということで今回は初心者向けに、『サイト』と『ブログ』の違いってなんだろう、という事を説明していきます。
私はブログを5年ほど続けており、その前は個人でホームページを運営していました。
なんだかんだウェブサイト運営歴は15年くらいありますので、その知識を共有します。
この記事では、『これからインターネット上に情報をアップしたい!』という初心者の方をターゲットにしていきます。
こんな方におすすめ
- サイトとブログの違いってなんなの?
- どちらを運営したら良いの?
- 収益化を目標とする場合はどうしたら良いの?
こういった悩みのヒントとなるべく記事を書いていきます。
『できる限り少ない文字数でさらっと読める』という所に注力していきたいと思います。
それでは、本編に進みましょう。
Contents
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ブログとサイトの違いを初心者向けに解説します
結論から先に言うと、大枠としての意味は以下になります。
ポイント
- 『サイト』
ウェブサイトのこと。インターネット上に1つのドメインを持ち、ウェブページを複数抱えたもの。ページの集まり。 - 『ブログ』
ウェブサイトの一種。weblog(webの記録)から派生した言葉で、個人でも簡単にホームページを作って情報公開できる仕組みのこと。
つまり、ブログというのはサイトの亜種なんです。ブログもサイトだということなんですね。
最近では、ブログシステムも『企業サイトっぽく』作れるものがあるので、この2つの差はますます縮まっていると言えるでしょう。
厳密にはこういった背景がある事を踏まえた上で、それぞれの違いをお話していきます。
サイトは『企業や商品を紹介する』もの
ある1つの何かに特化して、それを紹介する事を目標にしたものが『ウェブサイト』です。
個人でやる事を想定する場合は、ある特定のジャンルに特化したまとめサイトなどが該当するでしょうか。
特定のジャンルに絞るため、以下のような特徴を持っています。
- 企業や商品・サービスの紹介などでよく使われる
- 余計な情報は詰め込まない
- 一度作成したら、あまり内容を変えない(ジャンルによる)
作り込みは少々大変ですが、一回作ってしまえば通常、そこまで内容を変えないものです。
内容が整理されている事がとても大事で、見た目が悪いとそれだけで見られないサイトになってしまう事があります。
個人で収益を稼ぐためにウェブサイトを運営する場合は、何かに特化したサイトになることが多いです。
特化ブログとの区別は難しいところですが、『特定のジャンルを紹介する』という意味で、目的は一緒になります。
ブログは『沢山の情報を書き連ねて記録する』もの
特にこれといってジャンルを特定せず、様々な情報を書き連ねて束にしていくのが『ブログ』です。
といっても、『特化ブログ』といったサイトとブログの間の子みたいな存在もあるので、その境目はどんどん曖昧になっています。
ブログはジャンルを絞らないため、以下のような特徴を持っています。
- 雑多に情報を書き留めておく時に使われる事が多い
- ジャンルを絞り込まない、何でも書ける
- 情報がどんどん追加できる、更新も楽
ブログは山のようにページを作成する事に長けているため、作り込みはほぼ必要なく、代わりに記事をどんどん追加していきます。
昔は活動報告なんかがメインの使われ方でした。
今でも、勉強した内容を書き留めておくために使われたり、自分が使った商品のレビューを置いておいたりなど、ちょっとした内容をまとめていくものが多いです。
こと収益を目標にする場合は、アフィリエイトで商品を紹介する形が最もメジャーです。
『収益化したいならまず100記事』なんて言われるほど、ブログのページ数は多いです。収益はGoogleアドセンスとASPアフィリエイトを組み合わせる事が多いです。
様々なジャンルを扱うために『個人の感想や評価』が書かれる事が多く、従ってアクセスが集まるほど、個人がブランディングされていきます。
ブログとサイト、どちらを運営したら良いのか
ブログとサイトの一番大きな違いは、ウェブサイトの主役が『企業・商品・サービス』なのか、『個人』なのかという所です。
そのため、『個人の要素』を排除したいならサイトを、個人の主張を書いていきたいならブログを始めるというのがおすすめです。
どちらも開設方法は変わらない
最近はウェブサイトもブログも、WordPressを使って作られる事が多くなっています。
WordPressは『テーマ』という外観を簡単に決められる手段があり、見栄えを自由に操作できるからです。
この場合、HTMLやCSSなどの知識がなくても見た目を良くできます。
無料ブログだと企業の広告が入ってしまうため、以下のような手順でサイトを開設する流れとなります。
- レンタルサーバーを借りる(月1,000円程度)
- 独自ドメインを取得する(年1,000円程度)
- WordPressをインストールする
- WordPressテーマをインストールする(テーマによって有料)
- サイトを作っていく
このあたりは、下の記事で始め方を紹介していますので、良ければ参考にしてみてください。
参考とにかくやさしいWordPressブログの始め方【初心者向け】
続きを見る
あえてWordPressを使わないとすれば、ホームページ作成サービスなんかが最近は沢山あるので、そちらを使うという手もあります。
『wix』や『グーペ』などですね。
昔は、ホームページを作りたかったらまずHTMLとCSSを学ばなければいけませんでした。
楽な時代になったなあ、と思います。
WordPressテーマは何を選んだらいい?
ブログのおすすめテーマは当ブログでも紹介しており、無料で使えるものとしては『Cocoon』、有料では『JIN』『Affinger5』をレビューしています。
参考面倒なのは嫌って人向けのWordPressおすすめテーマ3選【初心者向け】
続きを見る
ビジネス・企業向けサイトは『Lightning』がとっても有名です。
ただ、WordPressのテーマ選びはそれだけでサイトのデザインがある程度決まってしまうほど重要なものなので、色々調べてみて、お気に入りのものを使ってみると良いかと思います。
この記事の本分は『ブログとサイトの違い』なので、この記事ではこの程度に留めておきます。
サイトもブログも『Webに情報を公開するもの』
ここまでサイトとブログの違いについて見てきましたが、実はそこまで違いはないものです。
WordPressというブログ作成用のソフトウェアが進化したことで、境目もどんどん曖昧になっています。
「どちらが良いか」と悩んでしまうようであれば、ひとまず色々なサービスを試してみる、というのもアリかもしれませんね。
なお、このブログはWordPressで作られており、私の個人的な感想としては、今の所もっとも使いやすいです。
まあ、サイトもブログも下地は一緒で、『どんな情報を公開するか』の方が重要なんですよね。
まずは、自分がどんなブログ・サイトを運営したいのか、そんな事を考えてみていただければ、形は後からでも良いのかなと思います。