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ブログにおける『最初の記事』で気をつけるべき10のこと

クリス

勢い余ってブログ開設したは良いけど……
なーんか、記事が思い付かないなー。
一番最初の記事って、みんなどんな事を考えて書いているんだろう?

そんな疑問に答えます。


最初の記事、悩みますよね。私は初めてブログを書いた時から『小説ハウツーをメインで書く』と決めていたのですが、それでも最初の記事で何を書くかというのは悩みました。

ブログ歴6年目です。これでも400記事以上は書いてきたので、知っている事を共有します。

この記事では、ブログを開設して一番最初に書く記事が思い浮かばない方に、『どんな事に気を付けて書いたら良いのか』という事を解説していきます。

同時に、アクセスのあるブログを作りたいならば、どんな事に気を付けたら良いのかという最初のモデルイメージも、ある程度できるようになったらいいな、と考えています。


これは最初にお伝えしておくのですが、この記事は『ブログでアクセスを集めたい人』に向けて書いています。


ちょっと無料ブログで書きたいことを書いてみようだとか、友人に見せられればそれでいい、メモで構わないという事であれば、何かに気をつける必要なんて1ミリもありません。ちょっとした日記でも構わないんです。

だから、これからブログでアクセスを集めていきたいという人だけ、この記事を先に読み進めてみてください。


誰しも、最初から100%完璧な記事は書けません。どう勉強したとしても、です。

だから、まずは書いてみる。

そして、徐々に覚えていくことが大事です。


そんな中、『最初の記事』で、これだけは気を付けて頂きたいという事を10個、厳選してお伝えします。

Contents



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ブログにおける『最初の記事』で気をつけるべき10のこと

さて、この記事でお話する事は、下記10個のポイントです。

  1. 日記にしない
  2. 主語と述語を明確にする
  3. 『の』や『が』を連続させない
  4. 同じ語尾を何度も連続させない
  5. 一文に大量の文字を詰め込みすぎない
  6. 読者ターゲットを定める
  7. ひとつの記事で言いたい事はひとつにする
  8. 結論は先に言う
  9. 具体的な根拠を示す
  10. 炎上しそうな題材を扱わない

どんなにブログの事を知らなかったとしても、最初の記事でここだけは意識して欲しいポイントというのをまとめました。

メールやプレゼンなどで文章をそれなりに書いている人であれば、この中の半分以上は既に解決している事かもしれません。

でも、もし知らない事があったとしたら、その項目を読んでみてください。きちんと理由をセットにして解説していきます。

ブログ最初の記事ポイント①:日記にしない

もしもあなたがアクセス数を集めるためのメディアとしてブログを開設したのであれば、たとえ最初であったとしても、日記を書いてはいけません。

日記って、数あるブログ記事の中でも最も読まれないと言っても良いくらい、読まれません。

今日は会社で残業があったとか。

お昼に何を食べたとか。

もしあなたが読む立場だったら、知らない他人の生活って気になるでしょうか。……外国人の方だったら気になる事もあるかもしれませんが、同じ日本人だったらまず無いですよね。

どうして読まれないのかというと、日記というのは『自分が書きたいこと』であって、『人が読みたいこと』ではないから、なんですよ。

アクセス数を集めるということは、読者が読みたいと思う記事が沢山あるブログを作るという事ですから、『自分が書きたいこと』を話題の中心にしてはいけません。

『人が読みたいこと』に、どこまでもフォーカスしていく必要があります。

だから拙かったとしても構わないので、ブログの最初の記事では、何かしら『人が読んで得をする記事』というテーマで考えて書くことをおすすめします。

アクセスのあるブログをやる以上、これは一生続いていくので。

『人が読んで得をする記事』以外の事を書く必要はまずありません。

だって得しないと読まれませんから。

最初だから文章に慣れようという目的であったとしても、このマインドだけは持っておいた方が、後々価値を生むと思います。

日記を記事としてアップする事を覚えてしまうと、書けない時に『今日は日記を書けばいいや』という逃げ道ができてしまうんです。

いつしか日記ばかりのブログになってしまいます。私のように。

ブログ最初の記事ポイント②:主語と述語を明確にする

私も100%完璧にできているかと言われれば、どこかで誤解を招くような文章を書いている事もあるでしょうけれども、それでも自分なりに『誰が読んでも分かるように書こう』と気をつけるようにしています。

たとえば、以下のような文例です。

ジェニファー

コンビニに行って、珍しくお菓子もおまけしてくれたらしいよ。


かなり極端に書いていますが、こんな感じです。

書いている側は自分の視点で書いているので、かなり頻繁にこういった間違いを犯してしまうんですよ。


この文章の何が悪いのか、いまいち分からない方も居るかもしれないので補足すると、この文章には足りないポイントが2点あります。

  1. 『誰が』コンビニに行ったのか分からない
  2. 『どういった行動に』お菓子がおまけされたのか分からない

文末で「くれたらしい」と言っているので、この文章を書いている本人の出来事ではないのでしょうが、誰がコンビニに行ったのかは分かりません。

しかもこれだけ読むと、コンビニに行ったことに対してお菓子がおまけされたという風に読んでしまうんですが、それはちょっと変ですよね。もしコンビニに行ってお菓子を貰ったんだとしたら、「おまけ」とは表現しないじゃないですか。

この文章を正しく直すなら、たとえば下記のような感じです。

ジェニファー

友達がコンビニに行ってお茶を買ったら、珍しくお菓子もおまけしてくれたらしいよ。

一見すると簡単なようなんですけれども、ついやってしまうんですよ。自分の中には前提条件がありますから。

なるべく、主語と述語を明確にするように気を付けましょう。できれば、『これ』『あれ』『どれ』『それ』も少ない方がいいです。

ブログ最初の記事ポイント③:『の』や『が』を連続させない

すごく初歩的な事かもしれないんですが、実際にインターネットを徘徊してブログを読んでみると、意外とやってしまっている方、沢山いらっしゃいます。

『駅前の改札口の近くのポストの右側のヨドバシカメラの下』みたいな感じです。

極端に書きましたが、もう何を言っているのかさっぱり分からないですよね。

基本的には、『の』は3個以上使われると、流し読みで書かれている内容を汲み取ることができなくなります。

ギリギリ2個まではセーフと考えても良いと思います。ただ、なるべく別の書き方を考えた方が良いです。


「しっかり読めば分かるだろう」と思いがちなんですが、ブログの読者って流し読みが基本スタイルなんですよ。

読みづらいなと判断したら、ほんとに一瞬でブラウザバックされてしまいます。

もしも『の』や『が』を連続させた文章を思わず書いてしまったら、言い回しを変えるようにしましょう。

ブログ最初の記事ポイント④:同じ語尾を何度も連続させない

これも非常にやってしまいがちなんですが、同じ語尾が連続してしまう文章は良くないです。『です』『ます』ですね。

例えば以下のような文章です。

レベッカ

おはようございます

今日のテーマは、『ステーキの焼き方』にしようと思います

ステーキの焼き方にもコツがあります

ほとんどの人は、ステーキを焼く時に火を入れすぎてしまっています

ここでは、柔らかいステーキを作る方法をご紹介します

これは、別にこう書いたら悪いというものではないんです。


ただ、同じ語尾が何度も続くと、どうも人は幼稚な印象を受けるようなんですよ。


ブログ記事の文章は、基本的に話しかけるような文体で書くのがベストとされています。

だからもしこの文章を直すとするなら、下記のようにすると良いです。

レベッカ

おはようございます

今日のテーマは、『ステーキの焼き方』です

ステーキの焼き方にもコツがある事は、皆さんご存知ですよね

ほとんどの人は、ステーキを焼く時に火を入れすぎてしまっているんです

ここでは、柔らかいステーキを作る方法をご紹介します

たったこれだけの事ですが、さっきよりも文章が良くなったようには感じられないでしょうか?

同じ語尾は連続しない方が、印象が良くなる事が多いです。そこまで気を使うという程の事でもないですが、何度も何度も繰り返し使われる表現には気をつけるようにしましょう。

ブログ最初の記事ポイント⑤:一文に大量の文字を詰め込みすぎない

これはブログ記事に関して言えば、もう本当に重要です。最重要と言っても良いくらい重要です。

そして、インターネットの読み物全般で気を遣われている事でもあります。


というのも、電子媒体って基本的に読みにくいんですよ。

紙の本と電子書籍だったら、紙の本の方が読みやすいと感じる方は多いのではないでしょうか?

パソコンであれタブレットPCであれスマホであれ、ほぼ全ての端末はバックライトでディスプレイを表示しているので、集中して見続けているとすぐに疲れてしまうんです。

一文に大量の文字を詰め込んだ文章は、流し読みをすることが許されなくなってしまうんですよ。

だって最後まで集中して読まないと、何が書いてあるのか理解できないですから。

だから、ちょうどこの記事のように、文章が長くなりそうだなと思ったら、ある程度の所で切って、別の文章にする事を意識しましょう。

具体的には、ブログ記事では『4行以下』、一文(ひとつの句点まで)の文字の長さは50文字以下というのを目安にすると良いかと思います。

あとは、適度に改行を空けることです。

ブログ最初の記事ポイント⑥:読者ターゲットを定める

ブログで記事を書く時は、読者ターゲットをできるだけ細かく想定し、絞り込んでから書くという事を、おすすめしたいと思います。

読者ターゲットの定まっていない文章は、総じて何を言っているのか分からなくなる事が多いからです。


たとえば、『ダイエットは重要』というのは全ての女性が重要視している事かもしれませんが、範囲が広すぎてあまり意味が感じられないですよね。

これが、『今日から始める体操ダイエット』といった内容であれば、体操が重要だと思っているダイエット女子には刺さります。

一見、範囲を広くすると読者が増えて良いような気がしてしまうんですが、実は読者ターゲットを定めない、あるいは広げて書くというのは悪手です。

なるべく狭く狭く、ニッチな分野に差し込む記事を書いた方が良いんですよ。

何故なら、そういった記事は直接的に需要があるからです。

このサイトも『ブログ』というジャンルで記事を書いていますが、個々の記事はそれぞれの読者ターゲットを定めています。


読者ターゲットというのはなるべく具体的に想定する事をおすすめします。

ブログ最初の記事ポイント⑦:ひとつの記事で言いたい事はひとつにする

これもすごくやってしまいがちなんですが、ひとつの記事で複数の結論を持ってこないようにしましょう。

これは記事の構成を考えないで、頭から書き始める人によく起こる現象です。

ブログの読者は明確な悩みを持って、解答を求めてブログに訪れる事がほとんどなんです。

そんな時、Aという悩みを持って訪れたのに、気がついたら話が脱線していたり、冒頭と結末で言っている事が違ったりしたら、どう思うでしょうか?


結局この人は何が言いたいんだ、って思いますよね。


だから、特定の悩みに対してピンポイントで記事を書いて、必ず冒頭から結末までを一貫した意見でまとめること。これがとても重要です。

たまには脱線する事もあるかもしれませんが、最低限脱線した話を記事の中に仕込む場合には、以下の2点に気をつけるようにしましょう。

  1. 余談であることを、必ず最初に書いておくこと
  2. 脱線は1回までにしておくこと

ここに気をつけるだけで、読者に『読みやすい』と感じてもらえる可能性が飛躍的に高まります。

ブログ最初の記事ポイント⑧:結論は先に言う

小説で結論を先に言われたら興ざめですが、ブログで結論を先に言わないのは完全に悪手です。

結論を先延ばしにしたらしただけ、滞在時間が下がると考えておいた方が良いくらいです。

どうしてそんな事が起こるかというと、結論が無いと『その話の着地点がどこにあるのか』という事を考えながら読まなければいけないため、読者にストレスがかかってしまうんです。

たまにありますよね。友達と話をしていたら、急に何の話題か分からなくなって、延々と話を聞いていったら最後に繋がった、みたいなこと。


友達との会話でそれをやる分にはまだ許されますが、せっかちなブログ読者にそれをやってしまったら、瞬時に帰ってしまいます。


その記事には有用な情報が無いと判断されてしまうということです。

せっかく貴重な情報を公開しているのに、文章だけでそんな風に判断されてしまったら悲しいですから、結論は可能な限り先出しするようにしましょう。

たとえばこの記事のように、キモとなるポイントが複数ある時でも、予め『○点のポイントがあります』と宣言しておく事が重要です。

ブログ最初の記事ポイント⑨:具体的な根拠を示す

たとえばどれだけ良い商品だったとしても、「この商品めっちゃ良いんですよ! んーなんか、とにかく良いんですよ」なんて営業トークだったら、誰も買ってはくれませんよね。

自分が何かを主張する時には、『具体的な根拠を示す』ということを、セットで考えるようにしましょう。

どうして具体的な根拠を示すのが重要かというと、「これが正解です」と単に唱えられても、人は安心できないからです。


何か、その主張が正解だと信じるためのトリガーが必要なんです。

それは個人の体験談であったり、数字的な根拠であったり、他の商品との比較であったりします。

とにかく、人は理由を求めています。そして、それは具体的で客観性があるほど強いです。

たとえば商品を紹介する場合でも、具体的な根拠を合わせて説明する事を心がけましょう。

この商品は良いです。
購入したユーザーの80%以上が『購入に満足した』と回答しています。
競合商品と比べても、3割程度は安いです。
原材料名を見比べてみると、他の高額な商品と遜色が無いことが分かります。
実際に使ってみたら、他の商品よりもこんな所が良かったですよ。

そうすると、単に『この商品は良いです』と説明された時よりも、納得度が遥かに上がるんです。

これは商品の紹介だけで使うものではなくて、何かを説明する時にも応用します。

この記事でも、『○○とするのが有効です。何故なら××だから』といった言い回しを多用していますよね。

具体的な根拠をセットで説明することで、記憶の定着率も良くなります。ぜひ、最初の記事からこのように書くことを意識してみてください。

ブログ最初の記事ポイント⑩:炎上しそうな題材を扱わない

最後は、炎上しそうな題材を扱わないことです。

自分のブログが炎上するというのは心身ともに消耗するので、可能な限り避けていきたい所です。

世の中には炎上することで、逆にブログの人気度・知名度を上げるような手法を使うクレイジーな人達がいますが、かなりハードモードなのでやらない方が無難です。

少なくとも、批判される事に慣れていない一般人であれば、到底耐え切れるものではありません。

そこでどのように避ければ良いかと言うと、『賛成派と反対派が居ることが容易に想像できる話題を避ける』というのがポイントです。


具体的には、恋愛・結婚(特に離婚)、政治的話題なんかは割と批判されがちです。

いや、はっきり言いましょう。この手の話は批判されます。

あと、人の努力をコケにするような話を書いてしまうこと(社会人はオワコンとか)。一生懸命サラリーマンをやっている人からしたら、そりゃあ怒るってもんです。


ブログで書ける記事の種類というのは非常に多いので、何も感情的な題材を扱わなければいけない訳ではありません。

どちらかと言えばハウツー系の記事の方が求められる事が多いですし、Win-Winの関係を作りやすいです。

実際経験したので何度でも言いますが、自ら進んでレジスタンス的に偏った意見を述べるというのは、絶対に避けた方が良いです。

世の中には、自分が想像もつかないような理論で批判をしてくる人達というのが沢山います。

いや、実は沢山は居ないんですけど、意図して沢山いるように偽装して仕向けてくるんです。

絶対に関わらない方が良いです。消耗します。

炎上しそうな題材というのは、賛成意見と反対意見が分かれる、主張の偏った題材です。特にブログの最初の記事で扱うようなものではないので、書かないように気を付けましょう。

ブログの最初の記事は、貴重なスタートダッシュ

さて、ここまで見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

10個もあると多いように感じられるかもしれませんが、実はそう難しい事ではないので、実践できる内容かと思います。

参考までに、今回お話した内容をもう一度書いておきます。

  1. 日記にしない
  2. 主語と述語を明確にする
  3. 『の』や『が』を連続させない
  4. 同じ語尾を何度も連続させない
  5. 一文に大量の文字を詰め込みすぎない
  6. 読者ターゲットを定める
  7. ひとつの記事で言いたい事はひとつにする
  8. 結論は先に言う
  9. 具体的な根拠を示す
  10. 炎上しそうな題材を扱わない

ここで書いたことは総じて、『読者に向けて記事を書く』という事を意識する第一歩です。

ブログ記事というのは、書けば書くほど楽しくなっていきます。

インターネット上のマナーを守って、ブログ記事を更新するのを習慣にして貰えれば、きっと毎日が豊かになると私は信じていますよ。

それでは、良いブログライフを!

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