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【初心者向け】ブログはどんな題材でも『稼げるジャンル』になる理由

ジョージ

副業のためにブログを始めたけど、どんなジャンルで書いていけば良いんだろう?
なんとなく金融関係は高そうなイメージがあるけど、稼げるジャンルというのはあるんだろうか。
ブログは長く書いていくものだから、ジャンルの選び方を教えて欲しい!

そんな疑問に答えます。


Web小説は計算で書くものだと知っています。いくつかブログを立ち上げるもまるで利益にならず、ブログも計算で書かなければいけないと知った数年前。そんな情報を共有します。

結論から先にお話すると、『稼げるジャンル』が決まっている訳ではないんです。

ゴールが『月収2~30万』なんかで良いなら、わりとどんな題材でも目指せます。感情論ではなく、理論上そうなるということで、今回はそんなお話をしていきます。

今回の記事ではこんな事が分かります。

  • ブログはどんな題材でも『稼げるジャンル』になる理由
  • 自分が目標とするゴール(収益)から道のりを逆算する方法
  • 自分のブログジャンルを『稼げるジャンル』に変える方法

それでは本編に進みましょう。


Contents



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ブログはどんな題材でも『稼げるジャンル』になる理由

ブログではどんな商品を扱ったとしても、1件あたり数百円くらいのレベルだったとしても、月5~10万くらいだったら目指す事が可能です。

なんでそうなるのか、という説明をしていきます。

ブログが収益化されることの計算式

まず、ブログも何もない所から突然お金が湧いて出たりはしないので、やはりそこには収益化のための計算式があります。

そもそもブログで収益を得るためには、以下の手順を踏む必要がありますよね。

  1. 自分のブログに広告を貼る
  2. ブログの読者が広告をクリックし、別サイトに飛ぶ
  3. そこから読者が商品を購入したら収益発生

※アクション報酬型アフィリエイトの場合

Googleアドセンスはわりとアクセス数次第な所があるのでひとまず置いておくとして、基本はこんな流れになっています。

ここには、こんな計算式が働いています。

PV × CTR × CVR × 報酬単価 = ブログの収益

まず、この計算式が大事です。

ポイント

『PV』
Page View。ブログのアクセス数のこと。

『CTR』
Click Through Rate。広告が表示された回数に対するクリック率のこと。

『CVR』
Conversion Rate。アクセス数に対する商品購入の割合のこと。

ブログの収益を仮計算してみる

ここで、イメージを掴みやすくするために、それぞれに値を入れていきたいと思います。

たとえばPV。初心者卒業と言われているのは、『月1万PV』です。ここでは10,000として考えてみます。

次にCTR。平均は1~5%のようですが、これは結構場所によって違うようで、改善もしていける項目なので、ひとまず間を取って『3%』とします。

最後にCVRです。平均値は2~3%程度のようですが、ジャンルによってばらつきがあります。これは操作できない項目ですが、ひとまず『2%』とします。

では、1件あたりの報酬が1,000円の商品を扱ったとしましょう。

10,000PV × CTR3% × CVR2% × 1,000円 = 6,000円

ということで、ブログ収入は6,000円となります。10万PVだったら6万円ですね。

実際はGoogleアドセンスを併用するので、もう少し稼げます。でも、まあ1万PVあったら1,000~1,500円くらいが相場です。

あとは、扱う商品をどのくらい増やすかです。特化型のブログだとしたら数サイト運営することになりかもしれませんし、雑記ブログなら複数のジャンルをごちゃ混ぜにして書くかもしれません。こうして、地道に利益を増やしていくというわけです。

なお、月1万PVというのは決して楽なハードルではありません。Webマーケティングに知識のある人ならともかく、ずぶの素人が始めると数年かかってもおかしくないです。なお、私は月1万PVまでに3年かかりました。

ブログで稼ぐのって実は結構ハードモードなことが分かります。

商品さえあれば、わりと道のりは変わらない

逆に、ASPアフィリエイトに登録して商品を見てもらえれば分かると思うんですが、わりと様々なジャンルで『1,000円』の報酬額というのを目にします。

ということは、PVが10万程度あれば、あとはCTRを平均値に近付けていくだけで、5~10万というレベルには到達できるという訳なのです。

もちろん高額な報酬が見込める商品であればPVを集める事自体は少なくて済みますが、高額なジャンル=競争率が激しいジャンルでもあるので、PVを集めるのがよりハードになります。

……なので、実際そんなに変わらないんですよね。

まあ、月100万以上を目指すぞ! という話になるようであれば、どうしても1件あたりの単価5,000~10,000円程度の商品を目指していかなければならない、という背景はあります。

だから、『稼げる』というのをこのレベルに設定するのであれば、それくらいの商品を目安として設定すると良いかもしれません。

仮に5,000円で10万PVあれば、

100,000PV × CTR3% × CVR2% × 5,000円 = 300,000円

ということで、30万円です。30万PVくらいのクラスから月100万円を目指せますね。なお、30万PVというのはトップレベルですが、ブロガー全体で上位3割くらいの話なので無理という訳ではないです。

どうでしょう。だいぶイメージ出来てきたのではないでしょうか。

自分のブログジャンルを『稼げるジャンル』に変える方法

大体概要が掴めてきたところで、今度は『それぞれの数値をどうやって対策していくか』という所に進みます。

『PV』に関しての対策

さて、まずはPVです。これを対策する方法は、ずばり『SEO対策』です。

『Google広告』には『キーワードプランナー』というツールがあり、Google広告にアカウント登録すると使えるようになります。これを使うと、『月間の検索数』というのが見えるようになります。

単一のキーワードで検索される件数というのはやはり多くて、10万~100万くらいになるのですが、我々ブロガーはここをすぐに目指さず、関連する複合キーワードで1,000~10,000万くらいのアクセス数を目標にする事が多いです。


さて、その上でSEO対策をして、検索順位の1ページ目に見事表示できたとします。


すると、1位が大体クリック率20%くらいで、2位が10%くらいです。これが徐々に下がっていって、10位だと1%くらいになります。検索順位って大切ですね。

一番悪い10位で計算すると、月に10~100アクセスくらいになります。忘れてはいけないのが、これが1記事あたりのアクセスだということです。

仮に100記事あって、その中で2~3記事でも検索順位1位が取れたりすると、1万PVを目指すのはわりと現実的になってきます。


……まあ、100記事書いてアクセス数1万って、わりとできる人の話だと思います。私、最初のブログで200記事? くらいで到達したので。


100記事あっても、そこそこの記事数が1ページ以内を取っていないとダメです。きちんとSEOの知識がないと無理かなと。

ということで、これからブログを始めるなら、最低でも『最新版! これからのSEO内部対策 本格講座』くらいは読んでおく事をおすすめします。分かりやすくSEOが学べます。


CTRに関しての対策

ここについては、ブログの場合は主に2段階作戦があって、それは以下です。

  1. 『ライティング』による対策
  2. 『内部リンク』による対策

まずはじめに『ライティングによる対策』ですが、これはつまり、文章をうまく書くことで、商品のクリック率を上げようという対策です。

ではどうするべきかというと、おすすめなのは『商品を売らない』という作戦です。

「アフィリエイトなのに商品を売らない? ……なに?」という方も居そうですが、ここで言う『商品を売らない』とは、つまり『営業の真似事をして商品を売らない』ということです。


こう聞くと当たり前なようにも思えますが、個人ブロガーが書く文章というのは『個人』という目線で読者に届きます。だから、「買って買って!」というのは、逆に読者との関係を遠ざけてしまうんです。


代表的なのがマルチレベルマーケティングです。ある日、お茶飲んでる最中に友人から突然「すごいおすすめな商品があって、これ10万するんだけどね」って言われたら、わりとヒくじゃないですか。

悪い時は、「こいつと会うのやめようかな……」とまで思われますよね。

でも、自分が欲しい商品を探している時に(ここが一番重要)、たとえば『このパソコン、CPUもメモリも良いけど価格は安めで、使ってみたら動作も安定してて良かったよ』と言われたら、買ってしまいそうですよね。

これめっちゃ大事です。ブログの場合は『欲しい商品を探している時』という条件はスキップできますから、あとは内容です。

つまり読者が欲しいのは、『正当な商品に対するレビュー・評価』であって、『あなた主観のおすすめ』ではないんですよ。たとえ検索キーワードが『パソコン おすすめ』とかだったとしてもです。

総合評価としての『おすすめ』が知りたいんですよ。

ということで、『読者におすすめ感を意識させず購入を促す』というライティングスキルが大事です。

もう1つは内部リンク対策で、これは実際に書いてみて良い検索順位が取れた、『アクセス数のある記事』から、商品を売りたい『キラーページ』にそれとなく誘導してあげるよう内部リンクを貼る、という戦略が有効です。

同じジャンルからの紹介なら記事の誘導率も良くなりますし、PV・CTRともに改善される可能性が高くなります。(誘導元の記事の内容に左右されますが)


CVRに関しての対策

CVRに関しての対策は……ありません!


……いや、本当にブログでCVRを対策する術は、『ない』んです。何故なら、クリックされた後は広告先のページに遷移するので、そこで商品を買ってくれるかどうかは『商品次第』だからです。

まあ、ブログ記事の内容次第で『特に何も説明せず誘導した』とか、『誤解を招く記事で、読者の思っていた商品とは違う内容』という事があったとしたら、CVRは下がるかもしれません。

まあ、誠実にブログ運営をやっていて誤解を招いてしまった時というのは『失敗した時』なので、CVRを上げられる要素があるとすれば、『紹介記事をちゃんと書く』くらいのものです。

あとはもう、広告先のLPの実力次第です。

ポイント

『LP』
ランディングページ。広告を経由して、読者が最初に訪れるページのこと。

初心者は、自分の得意なブログジャンルでまず挑戦してみるべき

ということで、ここまで『稼げるブログジャンル』について見てきました。

ここまで見てきて言えることは、これからブログを始めてみよう! という方は、まず『自分の得意なジャンル』でアクセス数を集めてみる、という事から始めるのがおすすめです。

もしかしたら気付いて貰えたかもしれませんが、そもそも『1ジャンル100記事』って相当ハードです。そもそも自分が知っている事で、100記事も読者の悩みに答えられるジャンルって、そう多くはありません。


だから、まずそれを取り組めそうなジャンルから始めてみるのはいかがでしょうか。


あとは、収益化なら『WordPressで始める』というのも大事ですね。色々なブログサービスを試しましたが、やはりデザインしやすい・カスタマイズしやすい事から、WordPressに落ち着きました。

せっかく収益化しても、ブログサービス終了なんて話になったらそれだけで詰みますからね……。

それでは、楽しいブログライフをお過ごしください。

参考とにかくやさしいWordPressブログの始め方【初心者向け】

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