仕事のやる気が何も出なくなる時って、何らかの形で『ノイズ』に振り回されています。
そして、そのノイズを振り切る方法が分からないと、ものすごく生産性が下がってしまうんです。
私は会社勤めをしながら、4,000~5,000文字程度のブログを続けています。
とりあえず、このブログも150日は連続更新する事に成功しました。ざっくり毎日更新5ヶ月分くらいですね。
会社も黒字になって安定してきたし、Web小説も400万字くらいは公開しているので、ノイズを振り切る方法は分かっているつもりです。
ということで今回は、おそらく沢山いるであろう『仕事のやる気がどうも出ない』という方向けに、やる気を出す方法について説明していきます。
何をやっても途中で挫けてしまう方は、読んでみると少し良いことがあるかもしれません。
Contents
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仕事のやる気が出ない原因は『ノイズに振り回されている』からです
結論から先に言うと、『やる気が出なくなる原因』って、ある程度決まっています。
それは人によって違うのですが、いかにして『やる気を出すか』よりも、いかにして『やる気を失わないか』の方がよほど重要です。
何かを始めようとすると、『ノイズ』というのはもうそこら中に転がっていて、すぐに足をすくわれてしまいます。
ぱっと思い付く所でも、こんなノイズがあります。
- 自分に関係のない情報の混入
- 仕事・交友・家族関係における作業の中断
- 強者が現れた事によるモチベーションの低下
- 反対勢力の出現
- 睡眠不足
ここに書かれている事が全てではないですが、まずはこういったノイズを、いかに物理的に遠ざけるかというのが最も重要です。
そんな話をしていきます。
自分に関係のない情報の混入
たとえばテレビのニュースやバラエティ番組など、ついつい長く見てしまうものはモチベーションを低下させます。
テレビは人のやる気を失わせる、かなり強力な手段です。
なぜなら、テレビを見ているだけで時間を潰す事ができるからです。
でも、私たちは知らない間にあるものを消費しています。
それが何かというと、仕事の多くは知的作業を伴うものなので、考える力・判断する力を消費しています。
自分に関係のない情報が入ってくると、そこに対して考える力・判断する力を消費する事になってしまい、本当にフォーカスしたい仕事の部分にやる気が当てられません。
これは試してみると分かることで、本当に効果が大きいです。
具体的にどう試すかというと、以下の2つを比較することです。
- 休日の午前中に1本ブログ(4,000字程度)を書いてからテレビを見る
- 休日の午前中に1本映画(2時間程度)を見てからブログを書く
「映画は疲れるしなあ」と思うようであれば、バラエティ番組なんかでも大丈夫ですよ。
なんとなく見ているだけなんですが、午後にブログを書く気はどうも起きなくなっています。
一方で、午前中に1本ブログを書いてスタートした場合、もう一本書く気力も出てきます。
同じことを繰り返す分には、判断力をそこまで消費しないというのが理由です。
ちょっとニュースを見る程度ならそこまで影響しませんが、ついだらだらと見てしまわないように注意すると、やる気が失われにくいです。
仕事・交友・家族関係における作業の中断
何かの作業に集中している時、中断が入ると著しくやる気が損なわれます。
もうこれは、同じ空間にいる以上は避けられない事です。
今回紹介する中でもかなり強力な方のノイズで、一発余計な中断が入った事によって急に手が止まり、2回も中断が入った日には1日を棒に振る勢いです。
ついつい自分から、人が集中している時にどうでもいい話を振ってしまう人は注意しましょう。
相手のこめかみが破裂するかもしれません。
ただ、中断とはいえ必要な事の可能性もあるので、どうしても作業の中断を喰らいたくなければ、もう場所を変えて1人になるしかありません。
私も文章を書く時などで、本当に集中しないといけない時だけは、1時間ほど喫茶店に行って、そこで本気で集中するようにしています。
喫茶店は誰にも邪魔されず仕事ができるので、本当におすすめです。
コーヒーも飲めます。
ところで、『中断』と言うとつい相手からのものを想像してしまいますが、自分からの中断というのもあります。
雑談で人に話しかける他、LINEやSNSも中断のための良い口実です。
SNSについ没頭してしまう方は、もはや自らやる気を失わせるスイッチを押しに行っているようなものです。
とはいえ、ずっと集中しているよりも、適度に休む方がやる気というのは持続します。
最もやる気が出る休息と実行のサイクルを、意図的に探してみてください。
強者が現れた事によるモチベーションの低下
作業というのは、自分よりも優れた者が現れるとやる気が失われます。
「こんなもん、わざわざ自分でやってもなあ」とつい思ってしまうからです。
強者が現れた事による仕事のやる気低下は、もう『炸裂する』勢いで効果的に作用します。
誰かに下顎をぶん殴られた時のような衝撃です。
これでモチベーションを失わない方法は、『相手と自分を比べない』ということです。
もう、強者が現れてしまったら、自分のやる気というのは低下します。そういうものです。
挑んで超えられる存在だったらまだやる気も出ようものですが、基本的に超えられないから『強者』です。
だから、見ないようにしましょう。もはやそれが最も健全です。
特に、『成功』には運が大きく絡むという事を意識しましょう。
結局、努力するのは自分しか居ないわけで、自分が優れたものになれるかどうかは自分次第です。
そこに、自分以外の『強者』が入る意味は全くありません。これもノイズです。
それでも、ついつい人の成功やすごさに気を奪われてしまう繊細な方は、『自分もそこまで辿り着く事ができる』という、できるだけ明確なイメージを持ちましょう。
辿り着けない気がするから、やる気が失われてしまいます。
辿り着けるプランさえあれば、案外立ち上がれるものです。
例外として、自らのすごさをあまりにもアピールしてくる人の話は、あまり意識して聞かないようにしましょう。
真面目に聞いてしまうと、やる気を失わせる威力が眠っている事があります。
反対勢力の出現
自分がやっている事を、家族や友人から反対されるという事があります。
無視しているつもりでも、どうしてもやる気は失われてしまいます。
人は、求められている事にはやる気が働くもので、求められていない事にはやる気が失われていくものです。
だから反対勢力が出現してしまうと、どうしてもやる気が低下してしまうんですよね。
もしも本当に、自分がやっている事が無駄なんだとしたら、それは本当にやめた方が良いのかもしれません。
でも、ここで注意して頂きたい事は、『自分以外の他人は、今現在の自分しか見えていない』ということです。
成功すると、途端に手のひらを返してくる人が沢山います。
私も、初めて入った会社を1年で辞めようとした時、親からひどい反対を受けました。
「働かせて貰っているだけありがたいと思え」なんて言われましたが、こんな事を言われると正直、辞めた後に働く気力も失われてしまうんですよね。逆効果です。
しかし、転職を強行してベンチャー企業を黒字化させ、肩書きも貰った今では、「彼は本当によく頑張っている」「自分を信じたから成功した」なんて言っています。
『反対勢力の出現』というのは、今の自分がやっている事が、まだ世間に認められていないという結果でしかありません。
最初から認められる仕事なんて無い訳ですから、耳を貸さない方が良い言葉なのであれば、それはもはや、ただのノイズです。
睡眠不足
最後に、『睡眠不足』についても挙げておこうと思います。
これを軽視している人は本当に多いですが、睡眠不足、侮ってはいけません。
特にネットゲームにハマっている人で、毎日寝るのが2時という人がいました。
最近私も、子供がまだ小さく仕事も多いので、2時半~6時半程度の生活を続けていますが、正直4時間はかなりやばいです。
人によって睡眠時間には差があるようですが、『自分は睡眠不足に強い』と思っている方、一度ネガティブな方で見てみてください。
本当に大丈夫でしょうか。
1日だけならどうという事は無いんですが、連日続くと目に見えてパフォーマンスが落ちてきます。
4時間だとはっきり『眠い』と感じますが、5~6時間くらいだと自分が寝不足だという事に気付かない事があるので、かなり問題です。
この問題に対しての対策は、やる気が失われていて、なんだか自分のパフォーマンスが上がらない時に、『自分は睡眠不足なんだ』と気付く所から始まります。
ここに気付けないと、1週間のやる気が低下したまま土日に入ってしまい、度重なる睡眠不足から土日も寝っぱなしになってしまう事があるので注意して頂きたいです。
睡眠不足もまた、やる気を失わせる『ノイズ』なんだという事を、肝に銘じておきましょう。
仕事のやる気が出ない原因を知ると、やる気を出す方法も見えてくる
ということで、今回は『仕事のやる気が出ない原因』という目線で、解決策をセットで書いていきました。
実際、『やる気が出ない』という現象は、なんとなく起こっているかのようで、明確な原因があります。
やる気が出なくなってしまった時は、「どうして自分は今、やる気がないのだろうか」と問い掛けるようにしておくと、日々の作業でパフォーマンスの低下に嘆くことが少なくなるのでおすすめです。
私はこういった『やる気が出ない原因』を1つずつ潰していったからこそ、こうしてブログも書き続ける事ができています。
ノイズを減らして、快適な仕事生活を送りましょう。