WordPressはテーマを入れた方が良いって聞くけど、何が良いのかわかんない。
ブログ初心者だし、難しい事はやりたくないよ。
おすすめのWordPressテーマってあるの?
そんな悩みを抱えている方向け。
WordPressのテーマは数多くあり、普通に厳選なんてしていたらやってられません。中には英語のテーマも多いので、適当に選ぶとデザインが日本向けでなくなってしまう可能性もあります。
そこで、初心者でもこれを選んでおけばWordPressでブログ運営がしやすくなるだろうな、というテーマを紹介します。
ポイントとなる視点は以下です。
- 記事を書きやすいか?
- HTMLやCSSなどの知識がなくても始められるか?
- WebデザインやWebプログラミングの知識がなくても大丈夫か?
- WordPress5.0の標準であるブロックエディター(Gutenberg)対応か?
- 設定項目がシンプルでわかりやすいか?
無料・有料テーマと色々試してみたのですが、WordPressはテーマを変える事によって、その操作性が大きく変わります。
可能であれば、記事が少ないうちに色々なテーマを導入して試してみるのが良いと思います。
お金かかるし、それはちょっと嫌! だけど、使いやすくてシンプルでおしゃれなテーマを導入したい! という方は、とりあえず以下を試してみてください。
Contents
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面倒なのは嫌って人向けのWordPressおすすめテーマ3選
できる限り、簡素なものを紹介するようにしていきます。
WordPressおすすめテーマ①:Cocoon
このブログも前はCocoonを使っていました(今はAffinger5に移行しています)。
Cocoonは様々なサイトで『最強の無料テーマ』と名高いですが、実際に操作してみるとその理由が分かってきます。
- SEO対策済み
- モバイル対応
- 『スキン』で簡単にデザイン着せ替え可能
- 吹き出しやブロックなど豊富
- ページの表示速度も速い
Google Adsenseの広告を貼るにも設定画面からHTMLコード貼るだけでいけたりと、初心者でもめちゃくちゃ分かりやすい。
今使っているAffinger5は、カスタマイズが豊富でどんな形にもできるのは嬉しいのですが……分かりにくいので初心者向きじゃないんですよね。入替えた当時、Cocoonに戻すかわりと本気で悩みました(1万5千もしたのに……)
初心者に最もおすすめできるWordPressテーマだと思います。無料ですし。
ただ1つデメリットなのは、どうしてもシンプルなデザインに寄るため、ブログデザインがプロっぽくならないという所でしょうか。ここは好き嫌いが分かれる気がします。
WordPressおすすめテーマ②:JIN
有料テーマでいくなら、JINは扱いやすく、かつ可愛らしいデザインにしやすいです。おすすめ。
結構色々なサイトで紹介されていて、私自身もJINとAffingerでずっと迷っていたのですが、当ブログでは最終的にAffingerに落ち着きました。でも、JINの方が良いなと思う部分が多数あります。
- 直感的にカスタマイズできる
- デザインがおしゃれ
- 記事を見やすくする機能が豊富
Affingerはカスタマイズ性がとても高いことの代償として、分かりにくいというのがあります。その点JINはHTMLやCSSの知識が無くともおしゃれなブログを作ることができるので、ブロガーさんに人気なようです。
デザインはやはり良いので、私もどこかでJINに心変わりするかもしれません。それくらい均衡しています。
ただ1つ難点なのは、『モバイルの表示速度が若干遅め』なこと。高速化対策は色々あるみたいなので、ここは改善可能なようですが。
WordPressおすすめテーマ②:Affinger5(WING)
テーマをいじるのが面倒な人向けのWordPressテーマをここまで紹介してきましたが、最後に紹介するAffinger5(WING)は、正直言うとカスタマイズがめっちゃ大変です。とても初心者におすすめできるものではありません。
それでも私はCocoonからAffingerに乗り換えた経緯があり、それをざっくり説明すると
- カスタマイズがあまりにも豊富
- 1度買えば全てのサイトで使い回す事ができるライセンス式
- シンプルでない代わりに細かい所へ手が届く設計
- できない事はほぼ無い
- サイトの表示速度が速い
こんなメリットに魅力を感じたからです。なので、本気でブログを始めてみたいという人向きだろうと思います。
実際、Cocoonからの乗り換えは本当に大変でした。Cocoonの簡単さを前にすると、心が折れそうになります。
一応、推奨するAffinger5の設定項目というものを公開してくれている人が多く居るので、それらを参考に設定していくと、初心者でもわりと見た目の良いブログを作ることができます。
プラグインを導入すればブロックエディター(Gutenberg)にもある程度対応します。クラシックエディターは慣れればそんなに不便ではないんですが、エディターの見た目と実際のページビジュアルが一致しないので、結構苦戦させられます。
……という所をすべて押さえると、今度は急に使いやすくなるという印象です。
記事を作るのが速い速い。デザインで困る事が無いほど表現が多いので、悩む時間が少ないんですね。
最初は大変ですが、覚えて損はないかなと思います。
WordPressおすすめテーマに関連する話
さて、本編はここまでなんですが、ここからはWordPressのテーマに関連する話をしていきたいと思います。
WordPressテーマを自作する価値はあるのか
正直言うと、無いです。
どうしてもオリジナリティ溢れるWordPressブログにしたい! ……という人は作ってみても良いかもしれませんが、WordPressのテーマを作成するというのは、少なくとも以下の知識が最低限必要になります。
- HTML(ホームページの根幹)
- CSS(ホームページのビジュアル)
- Javascript(ホームページで動的に動く部分の言語)
- WordPress(当たり前)
- PHP(WordPressはPHPという言語で大部分が作られています)
- SEO対策に関する知識
- モバイルフレンドリーにする知識(レスポンシブ対応など)
参考までに、私はこれらの知識を網羅していて会社で働いているエンジニアですが、それでもWordPressのテーマを自作しようとは思いません(それをやるときはおそらく、作って販売する時でしょう)。
ブログを運営する上で最も必要になってくるのは、デザインではありません。記事の質と量です。
だから、なるべくならばテーマに煩わしさを感じる事なく、なるべく速く記事が書けるようになる必要があるわけです。
そういった意味で、WordPressテーマは既に完成されているものを導入した方が都合が良いのです。
ここに紹介されている以外のテーマではダメなのか
もちろんダメという事はないんですが、実際にレビューなど調べていくと、候補の対象から外れる事になりました。
その理由は、以下のようなものです。
- 男女関係なくおしゃれだと思えるテーマにしにくかったり
- 便利な代わりに動作が不安定なことがあったり
- 上記3種と比べると見劣りしてしまったり
- 価格が高かったり
特に、『動作が不安定』なのは良くないです。WordPressの更新をかけたら使えなくなってしまったとか、プラグインとの相性が悪くて使えないとか、そういう事が起きてしまうと途端にモチベーションが下がってしまいます。
初心者にとっては、解決することも難しかったりするでしょう。
ということで、当ブログでは上記の3テーマをおすすめさせて頂きます。
まとめ:WordPressのテーマはあくまで『見た目』
どれだけ優秀なレンタルサーバーを用意して、WordPressのテーマを導入したとしても、結局の所『価値のないブログ』では、仕方がないと思っています。
できる限り簡略化して、設定項目を少なく抑えて運用していけると良いですね。
私は最初、無料ブログから始めてWordPressに移った身なのですが、当時の記事をこのブログに持ってきたとしても、やっぱり価値がないなと感じてしまうんですよね。実際、ブログの評価も落ちると思います。
それくらい記事の質というのは、考えながら書き続ける事によって変わっていきます。
もしかしたら、記事数が300~400に達した辺りで初めてブログの見た目をいじる位の気持ちでも、遅くはないのかもしれません。
まずは外見より中身を素敵にしなければいけませんよね。
それでは、今回はこんなところで。