えー、別にいいよ……Youtubeの広告なんてもうあるのが普通だし、わざわざそれのために月額のサブスクリプションなんかやりたくない……
Youtube Premiumって、そんなに価値があるものなの?
私もつい最近まではそう思っていたのですが、この度考えを改めました。
Youtube Premiumは使い方によっては素晴らしいサービスだし、Youtubeを普段使う人なら、基本有料で使った方が良いんじゃないかとまで思っています。
※別に紹介案件などではありません。
さて、今回は『YoutubeにPremiumなんて必要ないだろう』と思っていた私が、劇的に評価を変えるまでの、この3ヶ月の経緯についてお話していきます。
週1回以上Youtubeを見る。1日30分~1時間くらい見る。
通勤が車になった。
こんな方には、おすすめできるサービスだなあと考えています。
その理由について解説していきます。
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Youtube Premiumを3ヶ月使ってみた感想【良かった】
まず、気になるYoutube Premiumの料金について見ていきましょう。
Youtube Premiumは、月額『1,180円』で利用することができます。
iPhone経由だと少し料金が高くなるという事があるようなのですが、Webから申し込んで使えば、結局iPhoneでも1,180円で利用できるということです。
私はiPhoneユーザなのですが、自宅のMacから1,180円のプランに申し込んで、普通にiPhoneでも月1,180円で使えています。なんか仕組みがよく分からないですよね。
無料期間が1ヶ月ついており、この間に気に入るようであれば継続していく、というスタイルです。
一部、auやsoftbankなどで3ヶ月無料キャンペーンをやっている所もあるようなので、ご自身のSIMを契約されている会社で確認するとお得に使えるかもしれません。
私は特に該当しなかったので、1ヶ月使って、普通に料金請求がきました。
以下、Youtube Premiumの機能ごとに、感想を書いていきます。
広告なしでYoutubeが視聴できる
これが一番の売りなのだと思いますが、最初にこれを見た時の私の感想は「いや、広告なし程度で月1,180円はないだろ」でした。
今でも広告が無くなるだけだったら、たぶんPremiumには加入していなかったと思います。
ただ……実際加入してみると、広告のストレスって結構大きかったんだな、とは感じています。
Youtubeの動画って、今は大体10分~15分程度のものが多いですよね。
対して、広告の再生時間は15~20秒程度だそうです。
ということは、10分ごとに15秒程度の広告再生が行われると。
こう考えると、1時間に4~6回くらいは広告を見ている事になります。
テレビCMと大して変わらないと言えばそれまでですが、こまぎれに広告が再生されるので、そこはストレスでしたね。
我が家は2歳児がYoutubeを見るのですが、広告が再生されていた時期は、事あるごとに「まちがえた!!」「まちがえた!!」というコールが連発されていました。
それな……間違えてるんじゃないんだよ……。広告なんだ……。
バックグラウンド再生ができる
これはスマホを使ってYoutubeを再生していると、けっこう頻繁に欲しいシチュエーションに遭遇します。
逆に言えば、無料で使っている間はスマホにYoutubeの画面を表示していないと、音も聞こえないということです。
今回Youtube Premiumを登録するにあたり、『車で移動中にビジネス系Youtuberの動画を聞いて勉強したい』という野望がありました。
なので、この機能はドンピシャで必要だったんですよね。
バックグラウンド再生ができないと、スマホがどんどん熱を持っていったり、夜運転している時などは、無駄に画面がチカチカ光ります。
まあ使えないという程のものではなかったのですが、とても邪魔でした。
スマホでYoutubeって便利なんですよね。そのうちAudibleも使っていこうと考えていますが、移動中に耳で勉強したい時、これ以上のツールはないと思います。
動画をオフラインに一時保存できる
バックグラウンド再生は『欲しいシチュエーションが多い』と書きましたが、こちらは必須だと感じています。
スマホでYoutubeを見たかったら、ほぼ必須機能です。
これから5Gに移行するに当たり、もしかしたら事情が変わって来る可能性はあるかもしれません。
でも現状はオフラインへのダウンロードができないと、パケットを喰って喰って仕方がありません。
私は3Gまで使い放題のプランでSIMを契約しているのですが、月の3分の1も使おうものなら、許容パケットを超えて速度制限に入ってしまいます。
おかげでiPadまで持ち出して、6Gで使うことに……それでも1ヶ月はもたず、結果としてYoutube Premiumに移行しました。
オフライン再生、すごく便利です。
パケットを抑えたい時は度々あるので、普段からwifiが繋がっている時に、見たい動画を保存する癖を付けるようになりました。
Youtube Music Premiumが使える
あとこのYoutube Premium、月1,180円で登録するだけでYoutube Music Premiumが付いてくるので、音楽も広告なしで再生、オフライン時の一時保存などが使えるようになります。
特に意識もしていなかったのですが、いざ使ってみると結構便利です。
ちなみに、Youtube Music Premiumは月額980円らしいです。
200円しか変わらないなら、Youtube Music Premiumだけを単体で入る意味ってあるのだろうか……。
うーむ。私が知らないだけかもしれませんが、価格設定はやはり謎ですね。
音楽なんて年単位で聴いていなかったので、懐メロなんかをたまに聴いたりしています。
でも気になった時に、「あの音楽ってあるかな?」と思わず探してしまえるのは楽しいですね。
子供を車に乗せている時に、とても活躍しています。
YouTube Originals(動画視聴サービス)が使える
これは3ヶ月経った今でも利用していないのですが、Amazon Primeビデオのような動画視聴サービスが利用できるようです。
オリジナルコンテンツもあるという事なので、時間がある時に確認してみようと思います。
Youtube Premiumに価値はあるのか
さて、サービスの概要に関するレビューはこんなところで、『Youtube Premiumにはどの程度価値があるのか?』という件について、お話していきます。
私としてはメリットが多くあったので、対抗サービスが出て来ないようならこれからも使い続けようかと考えていますが、万人が入るべきサービスかと言われると悩みます。
Amazonプライムなんかは、余程の事がない限りすべての人に進められるサービスだと思っているので、この辺りが違いますね。
そこで、Youtube Premiumを利用した方が良いシチュエーションとしては、以下のような所かなと。
- 車内で運転中など、画面が見られない環境でYoutubeを音だけ聴きたい
- 1人でパソコンを操作できない年齢の子供がいる
他にもあれば書いていこうと思いますが、今のところ気付いている点はこんなところです。
車内で運転中など、画面が見られない環境でYoutubeを音だけ聴きたい
これ、最近はすごく需要がある事だと思います。
というのも、ここ最近は『ビジネス系Youtuber』なるものが登場して、社会や生活における様々なハウツーを動画で配信してくれるようになりました。
その多くは講義形式なので、画面を見なくても理解できるように話されています。
これが大きな影響を与えていると思うのですね。
こういった教育動画が沢山配信されているおかげで、Youtubeはもはや内容無限の学習教材になりつつあります。
自分が勉強したい内容を、勉強したいままにダラダラと吸収することができるんです。
こんな環境、中々ないですよね。
運転中の時間って、今までは音楽かラジオを聴くくらいしかやれる事が無かったわけです。
その時間を学習時間に当てるという、大胆な戦略。
まあ動画のクオリティは配信者によって違うので、多少クセはありますが、おすすめできる使い方です。
1人でパソコンを操作できない年齢の子供がいる
これも大きいかなと。最近、子供がYoutubeを好きすぎて若干中毒みたいになっています。
そこで動画を再生するのですが、自分でパソコン・タブレットをうまく操作できないので、親に頼ってきます。
こんな時、広告が端々で再生される状況だと、「消して! 消して」の消してコールになることがよくあり、困ります。
それな……どう頑張っても5秒は消えないんだよ……。
対して、Premiumを登録しておけば、動画をひとつ再生し始めれば、関連動画が勝手に再生される仕組みになっているので、ストレスフリーです。
子供にYoutubeの動画を見せたいかどうかは親によって違うでしょうが、我が家では勉強にもなると思って、子供の見たい動画を見せています。
ただ、時間制限はかけましょう! 無限に見続けるので!
Youtube Premium、悪くない
私の場合は上記のどちらも当てはまっている状況なので、今のところはとても有用だなと感じています。
正直Youtubeの有料プランは、車通勤しない時に契約していたかと言われると微妙です。
電車の中なら本が読めるので、積極的に動画、とはなりませんでした。
ただ、使ってみると意外と良かった、というのが本音です。
電車通勤に戻っても、本に優先して動画を見ることになるかもしれない……。
そう思うくらいには、Youtubeを観るようになりました。
Audibleもそのうち試してみようと思います。
今回は、こんなところで。